【就活生向け】ダイレクトリクルーティングとは?~採用の仕組みとおすすめサービス8選~

 

 

1 ダイレクトリクルーティングとは

ダイレクトリクルーティングとは…

企業側が求職者に向けて直接アプローチする採用手法のことです。

また、企業側が求める人物像にあった人材を採用するために、能動的に採用手段を考え、実行する採用活動全体のことを指します。

2 従来の採用手法との違い

従来の採用手法は、人材紹介サービスでの掲載や自社サイト、求人サイトで応募を募り、求職者の志望を待つものが一般的でした。

企業側は「待ちの姿勢」であり、応募者がいない限り面接や書類選考などの採用プロセスが始まることはありません。

一方、ダイレクトリクルーティングは企業が「攻めの姿勢」で採用活動を行います。マッチングサービスのみならず、人材データベースやSNS、就職イベントなどさまざまな機会を利用して、企業側が自ら人材を探します。

  • 人材紹介会社との違い
    企業側の作業工数と採用コストが異なります。                    人材紹介会社は求職者の選別を代行してくれるため、企業側の工数は減ります。ただ、ダイレクトリクルーティングの場合、求める人物に能動的にアクションしなければならないため、工数が増えてしまいます。また、一般的に人材紹介会社は成功報酬型のビジネスモデルです。企業が人材紹介会社経由で人材を採用した場合、内定者の年収の約30%の紹介手数料が発生します。しかしダイレクトリクルーティングの場合、採用コストを低く抑えられます。
  • 求人媒体との違い
    求人サイトや新聞の折り込みチラシといった多くの人が目にする求人形態のため、応募者は多くなる可能性が高いです。ただし、自社の求める人材像と異なる応募者が集まることも少なくありません。ダイレクトリクルーティングと比較すると、採用希望者の質が落ちてしまう傾向にあります。

近年はダイレクトリクルーティングに適した人材サービスも出てきており、そのサービスの登録者から自社が求める人材を検索することもできます。

※1-6にサービス記載

3 求職者側のメリット、デメリット

メリット

  • 自分の経歴から会社側が新しい可能性を見出してくれる
  • 入社後のズレが少ない
  • ダイレクトリクルーティングサービスに登録するだけでオファーが来る
  • 企業の採用担当者が個別に求職者に向き合ってくれる

デメリット

  • 社会的認知度が低い企業に入社する場合が多い
  • 認知していなかった企業、業界の研究をしなくてはならない

4 企業側のメリット、デメリット

メリット

  • 採用コストをカットできる
  • 求める人物像に近い人材と面接できる
  • 採用活動のPDCAサイクルの高速化を図れる
  • 潜在層へのアプローチが可能

デメリット

  • 採用にかかる工数が大幅に増える
  • 短期的な効果が出にくい

5 ダイレクトリクルーティング成功事例

Zホールディングス株式会社

デザイナー採用に「ViViViT(ビビビット)」というサイトを活用しています。2016年度の新卒採用において、ViViViTのポートフォリオ閲覧機能を使って候補者を絞り込み、会社の価値観に合う学生に直接アプローチを行いました。

 

レバレジーズ株式会社

エンジニアやデザイナーなどの専門職の採用強化のために、ITに強い人材マッチングサービス「Green」を導入しています。また、Green内の企業別・活用度はトップレベルで、高い採用実績を上げています。

 

6 登録すべき人材マッチングサービス

中途採用向け】

【新卒採用向け】

  • Matcher
  • WANTEDLY
  • キミスカ
  • OfferBox